驚愕の事態に皆が混乱しかける中、人工知能ソフィアと名乗る者の音声が流れます。
ソフィアはまるで生殺与奪の権利があるかの如く、皆がこれから生きていく為のルールを提示してきますが、クラスのはみ出し者である紀之はこれをあっさりと拒否。
クラスの和を乱すなと委員長である和泉に注意されるものの、紀之には馬の耳に念仏状態。
しかしそんな彼もクラス全体から非難の視線を浴び続けることには耐え切れずに、その場から去ることを決意。
その部屋から出てしまうと、もう食料も安全も確保出来ないということを度外視し、紀之は扉の外へと向かっていく――。
今回の電撃新人4人の中で最も評価が極端に分かれているこの作品ですが、私はとても楽しく読めました。
その主な要因としては、以下の3点が挙げられます。
まず第1に、ソフィアの提示する国捕りゲームに熱中出来ること。
構造はシンプルで解り易いのに、戦略性はとても高く、様々なクラスの作戦の立案を見るのがとても楽しいです。
第2に扉の外という概念のアイディア。
タイトルにもなっている(受賞時とは違いますが)この概念のおかげで、紀之はたくさんのクラスを行き来出来る様になるわけです。
ドアに物を挟んでおけば大丈夫だなんて、よく考えたものだと感心しましたよ。
そして第3はもちろん女の子達の魅力。
前述の和泉以外にも可愛い女の子が3人も登場して、私を萌えさせてくれました。
亜美との激しい情事・和泉とのシャワー・典子が自分にだけ心を許してくれているところ・愛美の唇を強引に奪うシーン。
それらの全てが私にはツボでした!
多少は吊り橋効果も入っているでしょうが、やはり主人公に役得が舞い込むと精神が高揚してくるものです。
また彼女達を彩る白身魚さんのイラストが著しく光っています。
口絵に並ぶ立ち絵の構図が絶妙で、各キャラの魅力がひしひしと伝わってきましたよ。
ちなみに私のお気に入りは愛美です。
もし私が紀之だったら、迷わず1組に安住し続けたことでしょう。
といった具合に気分はウハウハだったわけですが、もちろん不満な点もあります。
まずは多くの方々が指摘している様に、終わり方があまりにも投げ遣りなところです。
もっと捻った結末を用意してもらわないと、折角そこまで良い感じで進んでいた話が途端に陳腐に見えてきてしまいます。
あとイラストの数が少ない……!
折角とても良い出来に仕上がっているのだから、もっと各所にちりばめて欲しいです。
続刊の予定があるとのことで、この2点をちゃんと克服してくれると嬉しいですな。
特に愛美とのアバンチュールのカラーイラスト化を、心底願います。

アニマライトを運営する高橋と申します。
(アニマライト URL http://www.anima-light.jp/ )
このたび、貴サイト「ラノベ神髄」を訪問し、ライトノベル・アニメのレビューを楽しく読ませていただき、その充実ぶりにとても魅力を感じました。
もしよろしければ相互リンクをお願いできないでしょうか。
取り急ぎなのですが、こちら側で貴サイト紹介ページを用意させていただきました。
http://www.anima-light.jp/?PAGE=reviewer_info&SRC_ID=314
現在、当サイトでは取り扱い作品数756、検索可能レビュー数は21907、
定期巡回サイト数は488です。今後、データを充実させアクセス数を向上させてゆく予定です。
お忙しい中恐縮ではありますが、相互リンクについてご検討頂けると幸いです。
サイト紹介文の変更などご希望がありましたら、お気軽にお伝え下さい。
support@anima-light.jp
それではどうかよろしくお願い申し上げます。
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アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン
ANIMA−LIGHT
URL : http://www.anima-light.jp/
EMAIL : support@anima-light.jp
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私のレビューを読んで、尚且つ紹介までしていただき、ありがとうございます。
ライトノベルのレビューがとても充実していて、魅力的なサイトですね。
相互リンクの件はもちろんOKです。
紹介文に特に変更はありませんので、このまま進めて下さい。
今後もちょこちょこレビューを書いていきますので、よろしくお願いします。
この度は相互リンクにご対応いただきありがとうございました。
またお褒めの言葉をいただき恐縮です。
検索機能やレビューデータベースに関して、ご要望がありましたらお気軽にお寄せ下さい。
今後の開発・運営に際して参考にさせていただきます。
それでは今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
今日扉の外を読了し、感想ブログとかあるかな〜と思いここに流れ着きました。
基本的に良かった点は同意です。
非常事態に陥った時指揮するのは基本的に男のパターンが多いですが、
今回は逆ですね。女強し。
特に愛嬌を持った女なんて見たことが無い発言は納得しました。
後ギャグが面白いですね。
「お墓を作ってくれてありがとう…って違うよ」の所はツボりました。
あとがきもすごかったです。
不満な点は追加の形になりますね。
最初この一冊で終わりだと思ってたので、
このHPで続刊すると見てホッとしました。
続刊しないと思って読み終わった時の不満。
甲板に出た二人のその後。
二年全てを閉じ込め監禁、戦争させた意味。
見物人は存在するのか。
これは続刊でわかるでしょうけどね。
他に三点ほど。
1、二重の扉の意味。
教室の中から外の世界を見せない為の目隠しだけなのか。
わざと腕輪を外した者がストッパーを掛ければ教室へ戻れるようにしたのか。
三重なら完璧に出入りは封じれ、それが外に出る代償として成り立つ。
視野を広げる為だけかも知れませんけどね。
2、大した事でもないので纏めて。
船の揺れと食品について。
何日も過ごして誰も気付かないかなぁ・・・?
酔ったりとか。うん。
食べ物、特にカロリーゼリー、防腐剤が入ってるからって最後の方だと一ヶ月くらい経ってるけど常温保存(予想)で大丈夫なのかな・・・。
3、発想の問題。
腕輪を付けルールに従う者は暴力を振るってはいけない。
他に、ソフィアは従う者にだけルールを提示した。
逆に言えばルールを拒む者は従う者を無抵抗で屠れる事になる。
だとしたら何故紀之はそう言い脅さなかったのか、もしくは何故クラスメイトはその事に気付かず罵ったのか。
紀之が菊池に暴力を受けた時に普通気付く事だと思うのですが・・・。
ちなみに自分が紀之でも一組ですね。
そもそも4組と6組からは邪魔者と見なされてますし。
自分はそれに耐えれる自信がありません。
御返事遅れてしまい、申し訳ありません!
コメントをいただいたのをうっかり見落としておりまして、大変失礼しました!
2巻の発売は5月に決定したみたいです。
同月には「いぬかみっ!」「とらドラ!」「アスラクライン」など主力クラスの作品が並んでいますが、私はこの作品を真っ先に読もうと決めています。
もちろん2巻の感想も書きますので、よろしければまた読んで下さいな。
>あとがきもすごかったです。
同感です。
実話だったら作者は富士見ミステリー文庫の「SHI-NO」みたいな美味しい展開を味わえそうな気がします。(笑)
>見物人は存在するのか。
私はすると思います。
この作品の応募時のタイトルが「もしも人工知能が世界を支配していた場合のシミュレーションケース1」というものなのですが、人工ってことは作った人間がいるということになりますからね。
おそらく緊急事態の時に人間がどの様に考えて行動するのかといった心理の研究でもしていたのではないでしょうか。
以前「金田一少年の事件簿」という漫画でネタにされた「カルネアデスの板」の様に、緊急避難のためなら人を犠牲にしても構わないといった行動が果たしてティーンエイジの集団でも見られるか等々。
>二重の扉の意味
目隠しの意味は当然あるでしょう。
集団心理に囚われずに外へ出る者の蛮勇染みた行為を研究者が見たがったということなのでは?
三重にすると常に外と中の中間の部屋に誰か1人を常駐させないといけなくなるので、色々と面倒臭くなりそうですね。
そういった面を考慮して二重にしたのだと思います。
>船の揺れと食品について。
揺れは確かに……。
多少は宇宙空間にいるという思い込みで緩和されますが、あれだけ人数がいたのだし、誰か1人くらいは絶対気付くと思いますよ。
ゼリーはソフィアの協力者だった男子生徒がちょくちょく入れ替えていたのでは……ちょっと無理がありますかね。
>だとしたら何故紀之はそう言い脅さなかったのか、もしくは何故クラスメイトはその事に気付かず罵ったのか。
両者とも緊急事態のため、そこまで知恵が回らなかったのでしょう、きっと。
そしてそういう反応こそ、見物人が見たかったものに違いありません。
>ちなみに自分が紀之でも一組ですね。
ですよね〜。
外様にも優しいクラス体制は、貴重ですよ。
もちろん愛美の可愛さがピカイチであることも重要ですが。
私もこの作品を最初に読んだ時は、すぐに話の中に引き込まれてしまいましたよ。
仰る通り設定の甘さが散見されるものの、それを補って余りある面白さがありました。
緊急時の人間心理の描写は本当に凄いですよね。
ちなみに3巻まで出ているので、是非読んでみてください。
結局最後まで設定の甘さが引きずられる形になっていますが、やはりゲームの面白さや心理描写の巧みさには圧巻しますので。
それと同じ世界観を共有していると思われる作品「ツァラトゥストラへの階段」や、2月に発売される新作「ラプンツェルの翼」も是非読んで、共に盛り上がりましょう!
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