ラノベ神髄
ライトノベルの感想やイラストを載せているブログです。 毎週のアニメの感想なども書いています。
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[感想]ツァラトゥストラへの階段3
毎回斬新なゲームに楽しませてもらっているこの作品ですが、今回は何とロールプレイングゲームです!
プレイヤーは精霊となり、ゲーム内の“ナイト”というキャラクターを導いて、囚われの姫様を救わなければなりません。
しかし当然単なるビデオゲームに留まるわけもなく、現実のプレイヤーもパルス能力を使いながら目的地へと歩いていかなければならないという、実に巧妙な設定になっています。
更にそのナイト役が1巻で大活躍したオリビアだったものだから、福原は最初からやる気満々!
未だに囚人ゲームから抜け出せない彼女を救出するために、習熟中のパルス能力を駆使して頑張る様が微笑ましいですね。
そんな彼の前に泰然とはだかるのは、コンクリートジャングルの煩雑としたデータの海。
福原が現実のデータを整理してオリビアに送り、視覚化されたゲーム内の敵を彼女が討ち、経験値を貯めていくのです。
ちなみにここで言う敵とは、実際に動いている人間がゲームに反映されたものなので、満員電車や新宿駅のターミナルなどはまさに魔の巣窟。
データを送る方も受け取る方にも心身共に苦痛が積み重ねられていきますが、2人はお互いを信じて戦い抜いていきます。
そうして敵を倒していく内にレベルが上がれば、攻撃精霊と称した肉体補正タイプのパルス能力者を使役出来る様になり、最終的に魔王を倒すという寸法なのです。
といった具合のゲーム内容ですが、当然それを活かすゲーマーたちの心理も巧みに描写されていて、読み応え抜群でした。
最初は協調路線だったゲーマーたちが攻撃精霊を手にした途端に豹変し、あたかも核爆弾を所持した国々の様に、ことごとく攻撃や威嚇を繰り返すのには感嘆しましたよ。
また魔王を倒すための最強アイテムである聖剣と、それに付随する光の精霊を巡る策謀の応酬も本当に素晴らしい!
囚人ゲームの存在理由やパルス能力者の未来など、話の根幹に関わるネタも出てきたし、ますます土橋ワールドが展開していきそうですな。

そしてもちろん語っておかなければならないのが魅力的な女性キャラクターたち。
特にオリビア!
彼女には1巻で果てしなく萌えたので、この再登場には無上の喜びを覚えましたよ。
福原との会話がとても温かくて、自然とほんわかとしてくるんですよね。
他人を押しのけてまで助かりたくないという優しい心、ついにイラスト化された現実の容姿、福原のことを好きといったほのかな恋心。
全てにおいて私の萌えの琴線に触れまくりでした。
彼女はこの巻で一旦舞台から退くことになってしまいましたが、いつか必ず再び戻ってきてくれると信じております!
たとえ1度忘れたとしても、いつかまた福原のことを思い出してみせるという彼女の強い決意。
是非叶って欲しいものです。

続いて舞。
表紙を見て、すぐに舞センサーが反応したのは私だけではないでしょう。
いつもは引きの構図が多いのですが、今回の様なズームアップしたものもキャラクターが引き立って良いですな。
それはさておき福原がオリビアとの会話に耽溺するのを見て、ヤキモチをやいている舞が可愛過ぎです。
更に自分が敵プレイヤーに誘拐され、人質の代償として聖剣を渡した福原に言ったセリフが完全にツボでした。
「あなたは馬鹿よ。その甘さで失敗するって言ったでしょ」
「福原の馬鹿」
「福原……実は怖かった」
こんな究極のコンボを決めながら胸の中で泣かれたら、落ちない男はいないことでしょう。
おかげで四六時中私の舞センサーは反応しっ放しです!

続いて飛鳥。
前述の攻撃精霊として味方に付いてくれるのですが、いつもとはちょっと違い、献身的に尽くしてくれたので気分はウハウハです。
実はナイトは剣を1本しか持てないという設定だったため、福原は聖剣を得るために1度彼女と別れました。
しかし聖剣を敵に奪われた際に、飛鳥は嫌な顔1つせずに再び攻撃精霊となってくれたのです。
更に光の精霊と対峙した時には、福原の我がままを聞いて戦ってくれたという素晴らしさ。
惚れた弱味を突かれたと言いますか、福原に自分の胸中を悟られた彼女の反応は大変美味しゅうございました。
そしてもちろんイラストにもなった膝枕シーンも忘れてはいけません。
やはり正妻は飛鳥なのかと思ってしまう様な、それはもうとてつもなく強烈な1枚でした。
炎の精霊の衣装である真紅のワンピース姿も可愛かったし、彼女の株は今やストップ高状態ですわ。

無論上記の3人の他にも、魅力的なキャラが勢揃い!
囚人ゲームとは対照的な日常の象徴と言える由紀、飛鳥のライバル的存在のパルス能力者であるカレン、今回初登場だった光の精霊の真理亜、そして私が勝手にダークホースだと考えている亜衣(由紀の妹)。
特に真理亜に関しては、清楚で強いカリスマプレイヤーの彼女を言葉でいじめるという少々歪んだ楽しみを覚えてしまったので(笑)、今後も似た展開を期待せざるをえません。
それにしても4巻の表紙は一体誰になるのやら。
個人的には2巻に登場した里加を希望!
あのツインテールにもかなり萌えた口なので、是非彼女にも再び登場して欲しいものです。
まあカレンも出たので、その可能性は結構高いのではないかと考えてはいますけどね。
何はともあれ、一刻も早く4巻をお願いします土橋先生!

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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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2008/09/16(火) 11:07:47 | 今日もだらだら、読書日記。
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