ラノベ神髄
ライトノベルの感想やイラストを載せているブログです。 毎週のアニメの感想なども書いています。
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[感想]ラプンツェルの翼
ある日遼一が血まみれの女性から手渡されたのは、中に一糸まとわぬ少女が入っていたトランク。
少女に記憶は無く、遼一は警察に連れて行こうとするものの、もの凄い怪力で暴れられてしまって断念することに。
そして数日後、いつの間にかテレビや本から言葉や文字の知識を得ていた彼女は遼一に語り掛けます。
自分という存在がいったい何なのか知りたい――。
その願いはすぐに叶えられることになります。
再び遼一の前に現れたトランクの主・リサによって。

といった感じのオープニングで始まる、土橋真二郎さんの新作。
今回ももちろんゲームがあり、その内容は何とバトルロイヤルです。
「ツァラトゥストラへの階段」の3巻であったロールプレイングゲームの要素も少し入っていて、遼一は奈々(便宜的に少女につけた、遼一の妹の名)広大なフィールドを移動しながら敵と戦います。
当然そのためにはルールをしっかりと認識し、アイテムを上手く活用しなければいけません。
その知能を駆使したプレイヤー同士の駆け引きはスリルに満ちていて、いつもの土橋節を存分に堪能できました。

そして当然言及せねばならないのが、魅力的な女性たちとの絡み。
まず奈々はよくある尊大な性格のロリキャラですが、きつい態度を取りながらも言葉の端々から見える遼一への依存心が実に美味しい。
特にプレイヤーの真の概念に気付いてもなお、遼一を喰わなかったのが良かったですな。
また、あの口調で時々逆セクハラめいた発言をするのも印象的でした。
いったいどんなテレビや本から知識を得たのか、非常に気になるところです。
そして極め付けには、互いの傷を舐め合うシーン。
しかもその直後には血の付いた互いの唇まで舐め合うという何とも素晴らしい展開に。
こういった官能的なシーンは「扉の外」や「ツァラトゥストラの階段」でもあったので、今回も必ずあると確信しておりました。
今後も遠慮せず、どんどん取り入れて欲しいものです。

続いて、遼一の幼馴染みの美穂。
遼一のことを心配して料理を作って来てくれるところなど、まさに幼馴染みキャラの王道!
ポニーテールのバスケ少女という属性も手伝って、美味しさ抜群な出来に仕上がっております。
また奈々のことを可愛がりながらも、時々風呂場で立場が逆転して、あれやこれよと色々なことをされてしまうというのもデリシャス。
「たま◇なま」の灯璃が由宇に逆襲された様な構図とでも言いましょうか。
いいぞもっとやれと、声を大にして叫びたいですわ。

続いて、バトルロイヤルに参加する敵でありながら、共同戦線を張ってくれる少女・ジェシカ。
彼女は豊満な肢体を惜しげもなく押し付けてきたり、携帯電話での通話中に受話器ごしにキスをしてきたりなど、お色気的な役得を遼一にたんまり授けてくれます。
しかもそれらの行動が単なるポーズで終わらず、時が経つにつれて少なからず遼一のことを想い始めるというのだから、こりゃたまりませんわ。
また、結局最後まで遼一を裏切らなかったのもポイントが高いです。
パートナーを喰ってしまったのも、緊急避難的な処置と考え、目をつむろうという気になりますぜ。
ラストで奈々と会わずに、ジェシカと一緒に駆け落ちという展開を考えた御仁もかなり多いことでしょう!

といった具合に3人の魅力について語ってきましたが、もちろんその魅力がしっかりと映えたのは植田亮さんのイラストのパワーがあったからこそです。
今まで彼が描いてきた中での最萌えキャラは「影≒光」の御影お姉ちゃんでしたが、それに匹敵するくらいの萌えを3人から感じました。
白身魚さんからの交代については、本当に全くの杞憂で終わった様ですな。
植田さんはコンスタントに複数のタイトルのイラストを手掛けている方だし、これなら土橋さんの努力次第で、3ヶ月に1冊くらいの刊行ペースでいけるのではないかと思ってみたり。
何はともあれ早く2巻を読みたいものです。
もちろん「ツァラトゥストラへの階段」の4巻も、首を長くしてお待ちしておりますよ。
というわけで、美人編集さんよろしくお願いします!
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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