ラノベ神髄
ライトノベルの感想やイラストを載せているブログです。 毎週のアニメの感想なども書いています。
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[感想]ラプンツェルの翼Ⅱ
天使になる為のプログラムを乗り越えて、平穏を取り戻したかに見えた遼一と奈々。
しかしある日奈々は突然、遼一の前から消えてしまう。
そして、何が何だか解らない彼の前に再び現れたのは天使のリサ。
彼女を問い詰めると、奈々は天使になるべく次の段階であるテストを受けにいったらしいとのこと。
だが当然それが普通のテストである筈もない。
それは密室に閉じ込められた少女たちが、生き残りを賭けて闘う“天地創造のテスト”だった――。

といった具合に始まる第2巻。
今回ももちろんスリル溢れるゲームを楽しめます。
まずは粗筋にもある密室ゲーム。
リサの語る天使と悪魔の話になぞらえて、誰かが犠牲になって悪魔サタンを倒さなければならないというルールなのですが、当然の如く最初は誰も志願などしません。
しかし時間が経っていくにつれて、全員が死ぬくらいなら志願してくれと、他人に提案する者が現れ、全員がどんどん疑心暗鬼に陥ってきます。
この疑心暗鬼の描写がいつも通り実に素晴らしい!
さらにはリサの説明の言葉の裏を読んで、他人の剣でサタンを殺すというアイディアには完全に裏をかかれました。
コロンブスの卵の如く、一度読めば何でもないことですが、読んだ時の衝撃は凄かったです。
続いて2番目には、ロシアンルーレットを模したゲーム。
5つある扉の中で悪魔が出てくる扉を予想するという内容なのですが、こちらもおそらくリサの言葉の裏を読まなければならないのだろうと、私はあらかじめ構えていました。
装弾数は7つなのに扉は5つというところから、きっと入ってきた扉も加えるんだろうなと予想。
とはいえ、もう1つがどうしても解らずじまいで不思議がっていたら……まさか対戦相手と自分が扉そのもので、相手の番号を見つけるのが勝利条件だったとは、恐れ入りました。
長髪をポニーテールにさせたのはこのためだったのか、と唸りましたよ。
また奈々と友達の様に接していたミドリに、終盤に本性をさらけ出させた演出もグッド!
そして3番目には、プログラムの時と同様に都市という広大なフィールドを利用した、アイテムをめぐる熾烈なバトル。
この段階から遼一もテストに加わることになるのですが、ここでも知恵と体力を駆使する様が、読み応え抜群です。
対戦相手が実は天使だったと看破するシーンも良いですね。

恒例の女性キャラの考察としては、まず人としての良心がどんどん擦り減っていく中で、今回も最後まで遼一を食べなかった奈々にジーンときました。
食べてくれと宿主自身に言われたにもかかわらず、それでもなお拒んだところに惚れましたよ。
それに加えて、美穂の記憶をロックするシーン――あれにはかなりやられました。
挿絵付きだったので、その破壊力も倍率ドン!
誰か奈×美の百合同人誌を描いてくれないものだろうかと、心底願いましたぜ。

といった具合に大活躍の奈々ですが、それに匹敵するどころか、超越しているのではないかと思えるのがジェシカ。
彼女の一挙手一投足がとにかく萌えます。
演技とは言いつつも、思いっきり遼一に依存しているのがまる解りですな。
更にトドメとばかりに、消灯した部屋且つワイシャツ1枚きりの状態の中でこの言葉。
「もしも、バグが消えて天使の存在価値がなくなったら、私をこの部屋に置いてくれる?」
愚問としか言い様がありません。

あとはリサが結構目立っていた様な印象です。
挿絵には無かったもののミニスカのウェイトレス姿になったり、自分の上司に対して遼一は自分のお手付きだと言うなど、なかなか先が楽しみな逸材ですわ。
そして何気に期待しているのが美穂の後輩の亜紀ちゃんと、最初のゲームの時にいたマリア。
後者については、キサラギが身分を詐称していたので、もしかしたら第2ステージでマリアを倒したというのも、嘘の可能性もあるのではないかと思いまして。
黒髪ロングのお淑やか系、逃すにはあまりにも大き過ぎる魚かと。
キサラギみたいに、実は天使だったというオチでも構いませんので、是非!
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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