ラノベ神髄
ライトノベルの感想やイラストを載せているブログです。 毎週のアニメの感想なども書いています。
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[感想]花守の竜の叙情詩
ある日父の葬儀の最中に隣国エッセウーナの襲撃を受け、捕虜となったオクトス王女エパティーク。
彼女は己の純潔を守るべく牢獄の中で自殺しようとするが、突如現れた少年によってその企みはあっさりと阻止されてしまう。
その少年の正体はエッセウーナ第2王子テオバルト。
彼は愛する妹ロゼリーとの安寧の日々を得るべく、エパティークを連れて、オクトスの伝承で何でも願いを叶えるといわれている銀竜のもとへと旅立つ――。

といった展開で始まる物語。
前作の「紅牙のルビーウルフ」の終了からもう1年以上経ちますが、その間ずっと首を長くして待ち続けておりました!
敵対する勢力同士の息子と娘が愛し合うという、まるで「ロミオとジュリエット」の様な切ないラブストーリーに、強く心を打たれましたよ。
最初は互いに心の底から忌み嫌い合っているのですが、徐々に両者とも己の非を認め、相手を尊敬し愛する様になっていきます。
その過程の描写がとても丁寧且つ繊細に成されているので、容易に話に引き込まれてしまいます。
特に孤児であるエレンの存在によって、エパティークの心が変わっていく様がたまりません。
「紅牙のルビーウルフ」のエミリエンヌが好きだった人は、きっと強くそう思うことでしょう。
最初は高慢でルビーウルフを卑下していた彼女が、奴隷の様な日々を過ごす内に、自分が如何に恥ずかしい言動や行動をしていたかを悟り、次第に成長していく様はまさにエパティークと重なりますからね。
エッセウーナの第1王子でなくとも、これは思わず惚れてしまうというものです。
また、テオバルトがエパティークに対して蔑称気味に付けたアマポーラという名前も、終わってみればとてもロマンティックなものになりましたね。

1年間以上待った甲斐があったと断言できるくらい、素晴らしい出来だったと思います。
2巻も早く読みたいです。
次は是非ともテオバルトの復帰をお願いします、淡路先生!
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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2009/07/22(水) 10:04:00 | | #[ 編集]
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